✿ 死ぬまで悩め ✿
学生時代は。。。というかつい最近まで
悩みとは本当に煩わしいものだと思っていた
考え過ぎて辛いし、ひどければ夜眠れなかったりご飯も喉を通らない
胃が痛くなることもある
まるでこすってもこすってもおちない黒カビのように
頭の中を支配する
今までは悩みがすべてでとにかく悩みに支配されていた
そしてそんな風に悩んでいる人は多くいると思うし
誰にだって大小さまざまな悩ましいことが多かれ少なかれあるはずだ
でもふとこんな場面があった
手がけているものがひと段落して一息つく
疲れが取れてリフレッシュする
そうしたらこの次はいったい何に向かって頑張ればいいのかが
分からなくなってしまった瞬間があった
今日という日を何に向かって何をがんばって過ごそう
それがわからなくなってしまった
学生の時は嫌でも次から次に試験や課題があって見失うことがなかったんだ
そう気づいた
悩むことはとてもつらい
でも悩みが何一つなくなってしまったとき
きっと恐ろしいほどの虚無感に襲われる気がする
生きることとは 悩むこと
その煩わしい悩みをそうとらえられたら少し楽になった
悩むことがあることは幸せな事
悩みのない人生などつまらない
目的地のない旅に心は燃えない
悩むことをやめたとき心も体も朽ちていくだろう
苦しみは生の証 痛みに立ち向かえ
一生悩んで そして 死んでいくのだ
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