✿ 私は登山家にならねば ✿
今、東京の個展から一年と少しが経ちました
今思えば、あの時私の周りには濃い霧が立ち込めていたと思う
とにかく目の前の個展のことに必死だったはずだ
だからその時は霧に中にいるそのことにすら気付かなかった
ただ前に進むことで精一杯の一生懸命燃えようとしている灯火のような自分
私に運があったのだろうか、ここまで大きな壁ぶつかることなく霧を抜けてきた
そして一年たった今、濃い霧が晴れてきた
少しづつ鮮やかに鮮明に見えてくる目の前の景色は。。。
それは険しい山道だ 今まで見たことのない大きな山だ
時に吹雪き、ガスが視界を遮り、足をとられそうになるかもしれない
私には未知の世界 歩いたことのない道 とても危険な道かも
でも後戻りしようと思わない それは自分ならできると信じることでもある
その気持ちが山を登るエネルギーになる
その景色が見たいからこの山を登ろうと何の迷いもなく決断ができるのだ
登って登って一年後にはどんな景色が見えているだろう
もしも見える景色が今と同じ景色ならば自分はそこまでだということ
同じ景色を見る気はさらさらない まだまだ見たことのない景色がみたい
だから今一歩踏み出す 目標はあの山のてっぺん!!!
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