✿ おもてなしのこころ ✿
土曜日にレイトショーで「県庁おもてなし課」をみた
私自身生まれた県に関わることが増え、気になっていた映画
高知県庁に実在する観光振興部おもてなし課をモデルにしている
映画としての面白さはもちろん何より勉強になった
「高知が好きなのは高知で生まれ育ったからなんです
おもてなしができないなら最初から人を呼ぶべきではないんです」
心に響いた台詞 私も地元に帰るたびに思うことなのですが
いくら地元地元といっても実際知らないことが沢山あって
こんな名所があってこんな美味しいものがあってこんなに魅力的で
というのを県外の人たちに果たして上手に伝えられるだろうか
地元が好きという人はたくさんいると思う
それは先の台詞にもあったようにそこが生まれ育った所だからだ
だからと言って知り尽くしているわけではないと思うし
実際私自身も未だに地元にそんなところがあったんだと驚くことが沢山ある
そしてもちろんもてなすにはまだ足りないこともたくさんある
私の地元福井も割と近いはずの大阪でさえも認知度が低く 大学のとき自己紹介で福井出身ですというと
福井。。。どこやろ?東北?みたいなかんじで何とも虚しく
何が有名?と聞かれるとカニと東尋坊と。。。後はなんもないですね笑 という
回答をするのがとても悲しかった 今地元に関わり今までとは違う視点や感覚で
色々なものを聞き見て知ることでこんなに魅力的な所が沢山あるというのを知った
灯台下暗しというか 生まれたときからずっとそこにいるからこそ見えないこともいっぱいあるのだと思う
実際私の地元は芦原温泉が有名なのですが 私自身は家がもともとそこにあるために
温泉につかったことは子供のころに数える程度 先日芦原温泉の旅館でゆっくり温泉に入れる機会があったのですが
芦原温泉の独特の香りや芯から温まる熱さ 湯の花という源泉の浮遊物が実に趣があり
こんなにいい温泉だったのかと驚いてしまった そしてまた来たいと感じた
映画でも描かれていたが まず現場を知ること 良いも悪いも現状が第一であるという事
きっとそれを知ればもっともっとすきになる うまく言えないけど
生まれ育った場所を愛おしく誇らしく感じると思う
そしてここにぜひ来てくださいと心から自信をもっていえると思う
私もそんなおもてなしの心を大事にして大好きな地元に関わっていきたい