お引越し屋さんてきな。
こんにちは!
お昼に更新!bowです!
先日bowは絵描きではなくお引越し屋さんになっていました。
関西活版倶楽部のつながりで廃業される活版印刷屋さんの道具一式を新たな持ち主様のもとに運ぶお手伝いをしてきました。
活版てなんぞや?という方は即ggって下さいね。
40年近く活版印刷業を営まれていたおじいちゃん。
コメットという活版印刷機を運び出す時、
とても愛おしそうに機械を見ておられました。
私にはそれがまるで愛する妻を見送るような
愛娘を嫁に出すような姿に見えて思わずぐっと来てしまいました。
沢山の愛おしさと、ありがとうがそこにはありました。
廃棄ならば本当のさよならになっていた。
それを想像すると、
「僕たちはまだまだ現役だよ!」
って道具たちの声が聞こえてきそうです。
新しい持ち主様が見つかってよかったな、向こうでも頑張るんやでって。
そんな風に道具を運び出すおじいちゃんを見ていて、とても暖かい気持ちになりました。
そんな気持ちの中、引っ越しは重労働。
鉛の塊である活字たち。質量半端ない。
お日柄もよく晴天の日差しの中気持ちよく汗が流れ
汗と鉛と埃で身体も頭もおかしなことになっておりましたw
帰りに銭湯で汗を流して、サウナで毛穴から汚れを落として
おいしいご飯とお酒でお疲れ様。
翌日には全身バキバキの筋肉痛でありました。
活版のお引越しはbowにとって貴重な体験となりました。
↑これがコメットさん
↑活字たち。これで3万本くらいあるのかな?
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