12月19日ご注文分をもちましてユコちゃんの初夢年賀状は完売いたしました
総出荷枚数は1090枚にも登りました
ご購入くださった皆様、シェアや投稿、記事を書いてくださった皆様
そしてこの年賀状の制作にご協力くださった
書道家の安田 舞氏、活版印刷の明晃印刷株式会社の高崎健治氏
心より感謝申し上げます
本日にありがとうございました!
ユコちゃん年賀状を紹介してくださった記事をまとめました
私が書く文章よりも分かりやすい!
手に取った感想や撮影した写真を沢山のせて下さっていて
私自身もなんだか第三者のような。。。すごく新鮮な気持ちで見てしまいました
ぜひご覧下さいませ!
✿ 星々の溜息。。。astres étoile
工藤祐輔さんより
「2016 ユコちゃん初夢年賀状」のお知らせ。。。
クリスマスカードの事も。。。☆
中本優さん 活版クリスマスカード 2015 ver. 。。。
✿ 梢の先に・・・〜木陰で安らぐ、ひとときのように。〜
涼葉えりこさんより
☆2016 ユコちゃん初夢年賀状☆
わたしも書いたよ〜!という方はぜひお知らせいただけると嬉しいです^^
リンクはらせて頂きます!^^

✿ ユコちゃんの初夢年賀状 1枚 180円 ✿
ご注文はこちらから!↓
「ユコちゃんの初夢年賀状」 ご注文ページ
※ありがたいことにご好評いただき数が少なくなってきています!
ご検討されている方はお早めにご注文くださいませ!
連日頑張って発送中!

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【 環 】
金津創作の森「 森の作家展 – 花 – 」もあと1週間となりました
やっぱり寂しい、、、
今日は私が今回作品を制作するにあたり考えたことを少し綴ろうと思います
いつもより長くなりますがお付き合いくださいm(_ _)m
今回の私の作品のテーマは最初のタイトルにも書いた「環」です
このテーマに行き着くまでにはいろんな考察があり制作中もあれやこれやと考えていました
また制作中も日常の様々なところからインスピレーションを受けました
私の制作のスタイルはいつもそんな感じで、テーマを決めてそれに向かっていくと言うよりは一つの制作を通して自分の中にテーマや発見を見出すと言うことが多くあります
今回の作品制作では自分の中に浮かび上がったのは「環」と言うテーマ
「環」とは丸いつながったものであったり、輪廻、廻ると言うイメージ
今回の展示はなかもとゆう史上初の美術館での展示となったわけですが
なぜ今ここでそういうことができているんだろうと言うことをまず考えました
その答えはすぐにはっきりとわかりました
全てはこれまでの「ご縁」のおかげ
過去をたどれば生まれた時から全てのご縁は一つの線で繋がっています
例えば宝くじが当たるという劇的なことですら宝くじを買うと言う行為無しには起こりえないことなのです
その宝くじを買うのにもきっと何かきっかけのようなものがあり、それで当たるも当たらぬもご縁なのだと思っています
全てはご縁のおかげであり、それはとてもありがたいこと
そのご縁に感謝すると同時に自分もこれまでのご縁を輪っかにしてこの先待つ誰かへと繋げていきたい
そう制作中する前に思ったのです
次に、先ほど「環」とは丸いつながったものと書きましたが
皆さんはまず輪っか状の物というと何を思い浮かべるでしょうか?
お腹がすく時間ですのでドーナツとかちくわとかを思い浮かべたでしょうか 笑
私が思い浮かべたのはユコちゃんのトレードマークでもあるドットでした
ドットを通してみる景色はどんな景色だろうか
皆さんも思い浮かべた丸い輪っかを通していつもの景色を見てみてください
何が見えますか?なにか発見がありましたか?
私がドットを通してみた景色、それは私の知らなかった故郷の姿でした
(私の故郷は福井県あわら市、今回展示が開催される美術館もあわら市所在。ここにもご縁の「環」が活きています)
なかもとゆうにとってドットとはユコちゃんであり
すなわちなかもとゆうがあわら市をユコちゃんと言うキャラクターを通して関わっていると言うこと
故郷を離れてみて、そしてユコちゃんと言うわっかを通して改めて故郷を見たとき
そこには知らないあわら市がたくさん見えたのです
それはまるで虫眼鏡でじっくりと観察しているかのように
当たり前の景色が虫眼鏡を通してみることで全く知らない景色になる
そこにどんな発見があるかは虫眼鏡を知っている人ならよく想像ができると思います
輪っかを通してみると言うことは当たり前のことを当たり前ではない視点から見てみるということ
それによって様々な発見が必ずあると言うことを私は作品制作という「環」を通して発見しました
「環」を丸いものと言う表現でイメージしてもらいましたがそれは何でもいいのです
もちろん輪っか状の物、はたまた何かのきっかけやその時の気持ち
夕日や朝日が感動する程美しく見える、その時の感覚
当たり前の中に生きないこと
それをなかもとゆうが作品にドットを用いるという意味とし今後大切にしていきたい
これがもう一つ、私が制作中に思ったことでした
今回の企画展のメインテーマは「花」、そして私に与えられたテーマは「森の作家」でした
悩んだ末、作中で各作家の似顔絵を描いて森の作家たちを表現しました
非常に単純明快な表現方法ではありますが
まずは作家たちを人物として知っていただきたいという想いからあえて各作家の作品を連想させるような描写は控えました
そしてその作家たちのイメージを色と花で表現しました
その作品をもってして各作家の作品に触れることでこんな人が作っているのかという作品への興味が生まれる
そうしてこの「はなのわ」という「環」を通して森の作家のこと創作の森の自然のことを知ってほしいと思います
そしてあなたにとっての当たり前の中に当たり前でない景色が見えて
そして何かを考え発見する機会になればと願っています
作品のメインモチーフに描いた花も廻る「環」のイメージを持つ花です
一瞬に命をかける力強い木です これもまた「作家」を表しています
そしてなによりこの木のように力強くありたいという自分自身へのメッセージとしてこの花を描きました
以上が制作の中で生まれた私のテーマです
この展示が終わっても時は流れ季節は移ろい創作の森の景色も変わっていきます
時間はとまってくれないし、いつとまるかもわかりません
だからこそ今を一番に、今だと言う時に思いっきり咲かないと行けないんです
一つの後悔もないように 生きていくんです
2015.06.09 なかもとゆう
夜になると涼しい風が吹き始め
秋がちらちらと顔をのぞかせる今日この頃
秋が来るとあんなに暑くて長いと思っていた夏はとても短かくてあっというまだったように感じ
きっと冬が近づけば秋もまたそんな風に過ぎてゆくのでしょう。。。
店舗には早すぎる冬物が陳列され寒さを手招いている
夏が終わってしまう前にこの夏の旅のこともお話しなければ。。。
福井に滞在したそのあと私は一人旅にでました。
「なかもと18切符の一人旅」と名付けたこの旅、移動は18切符をフル活用。
13日~18日まで目指すは関東。
旅を計画したきっかけは私が昔から好きなアーティストの展示が東京であったからでした。
そこから計画はふくらみふくらみ6日間にわたる一人旅となりました。
福井、石川、富山、新潟、群馬、栃木、東京、神奈川、静岡、名古屋、三重、京都、大阪
通過した県も入れると実に13都府県をまたぐ旅路。
まだ行ったことのない県や場所を訪れて、見たり聞いたり感じたり。
各土地土地では友人やお世話になっている方々にもお会いしました。
人の暖かさに触れる出会いもありました。素敵な旅の思い出。
一人旅は私がイメージしていたよりすごく充実して楽しかったし。
一人旅は私がイメージしていたより結構寂しくて不安でした。
あえて私が一人で旅をしたのは、一人で何かを成し遂げることがしたかったから。
一人でも何かを思いきり楽しんだり、解決したり、考え行動したり。
一人ということに勝ちたかった。
そして自分に足りない物の穴を埋めたかったのかもしれない。
旅を終えて。。。
一人で楽しむことはできると思った。
一人であることのいい所も感じた。
だけどやっぱり私は自分の感じた事、楽しいこと
泣きたくなるような辛いことすらも誰かと共有したいと思った。
パートナーや仲間と笑い泣き歓声を上げたいと思った。
もう一つ旅をして感じたのは非日常からの脱却。
日常から離れることで日常をより感じることができた。
いかに有り難いことであるかが分かった。
私は結局は一人であることに勝てなかったと思うし
常に一人じゃなかったらって考えていた。
私にとって一人とは勝てない敵なのかもしれない。
もしくは勝ってはいけないのかもしれない。
なんだか旅の思い出には程遠い内容になってしまったけど
ふと私はまた一人に勝つための(勝てないのだけど)旅にでるのだろうと思う。
有り難い日々に感謝するために。。。
そんなこの夏。ひと夏。。。

【おまけ】
FACEBOOKアカウントをお持ちの方は以下から
旅のかけら(普通の写真)達をご覧いただけます
☟
2013 夏 なかもと18切符の独り旅
私の夏の一山が過ぎ去りほんの少しぼけっとしてしまいそうな今日この頃です
昼間はまだまだ暑いですが夜はすこしずつ涼しくなってきましたね
さてなかもとの夏の一山のお話をしたいと思います
この度7月に福井県あわら市に新しい市民センター「金津本陣IKOSSA」が完成オープンしました
一階は金津図書館、二階は資料館、三階は市民研修センターという大変立派な建物です。
ぜひあわら市の色んな方々に活版印刷に触れて頂きたく
IKOSSAの完成を機として私の活版絵本を寄贈したい旨をあわら市橋本市長に申し出ました
快く受けて頂き、また贈呈式を行っていただけることになり私の夏の一山が始まりました
9日の式では一言お話をさせて頂いたり取材を受けたりカメラのフラッシュを浴びたり
初めてで慣れないことだらけで情けない姿をお見せしてしまいました(汗

大事なところで目をつぶってしまっている私。。。
橋本市長、あわら市役所の皆様、金津図書館の皆様、集まってくれた子供たち、皆さん
ありがとうございました!
また、式典で市長より私のイラストをあわら市の給食配送トラックに採用する旨を
話してくださいました、給食センター及び配送トラックは今冬完成予定です。
その夜は今年で8回目を迎える芦原温泉湯かけ祭りがありました
前日の8日に湯かけのイベントがあり、9日は盆踊りと饅頭まきです
ステージでは三国出身のシンガーソングライターのヒナタカコさんのミニライブがあり
なかもとは歌詞や歌声に感動して終始号泣
心を震わせることができる力があるって本当にすごいなあと思います
その後に盆踊りがあり楽しそうに踊るみなさんに混ざりたい衝動。。。!

そして湯かけ祭りの名物ともなっているフィナーレの饅頭まきで一番の盛り上がり
(私がしばし休憩している間に終わってしまってい饅頭ゲットならず。。。)
老若男女がこれでもかと饅頭やお菓子を取り合う 笑
橋本市長や福井が舞台の映画をこれからとられる映画監督の田中光敏さん
そしてヒナタカコさんらが饅頭をまいていらっしゃいました。
私もやってみたい。。。!
その後、舟津の福乃屋さんにて皆さんとおいしいお蕎麦を頂きました。
ここ数年で活気づいてきていると感じるあわら市
そんなあわら市のこれからに私も関わることができとても幸せに思います
後日芦原温泉の旅館で働く同級生と会いあわらを盛り上げていきたい気持ちを話し合いました
10日は芝政で思いっきり遊び、11日は福井県立恐竜博物館や永平寺、勝山方面を見て回りました
やっぱり福井が大好きと感じるこの夏の一山でした